生理食塩水バック
生理食塩水バック生理食塩水は、体液の成分に非常に近い組成で、主に点滴や麻酔液を薄めたりするのに使われています。
美容外科では特に、シリコンジェルに代わる豊胸術に用いるバッグの内容液として用いています。
腟洗浄液の成分にも含まれているようです。
生理食塩水バッグとは、1990年代に、アメリカで豊胸手術のために開発されました。
シリコン膜(※1)でできたバッグの中に、完全無菌処理を施した人間の体液と浸透圧の等しい濃度0.9%の生理食塩水を入れて膨らませたものです。
生理食塩水バックは、コンタクトレンズの液と同じもので、医療現場では頻繁に使用されており、副作用の心配もない一番安全なバックと言われています。
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シリコン膜とは?シリコンには液状タイプと固形タイプがあります。液状のものは血管内に取り込まれると免疫異常や発癌性の可能性があるとして、現在、美容外科手術で使われることはあまりありません。
固形のものは美容外科に限らず、人工心臓の材料など広く用いられています。
生理食塩水バッグの表面には、この固形シリコンを薄くのばしたものが使用されています。
表面の素材にはラフ(マットなタイプ)とスムース(なめらかタイプ)の2種類があります。どちらを使用するかは体質の個人差を考慮して、医師が判断します。サイズは125cc〜250ccまでを25cc刻みで選べます。
いくらバストを大きくしたいからといって、自分のカラダに合わないサイズのものは入れられません。担当医によく相談してから決めましょう。
カタチは主に3種類あり、おまんじゅう型(自然なまるみ)、おわん型(垂直に盛り上がったタイプ)、ラウンド型(下からすくいあげるような形)、
などがあります。
日本人には仕上がりが自然なおまんじゅう型が適していると言われています。
ほとんどの医院がアメリカ製のバッグを直輸入、またはアジア経由で購入しているようです。
中国製のものもありますが、水漏れなどの被害が問題になったケースもあるらしいので、注意が必要です。
今では代表的な人工乳線法では、生理食塩水バッグをはじめ、シリコンバッグやジェルバッグなど、挿入するバッグにも様々な種類があります。
自分の体にあったサイズのものを担当の医師と相談して選んでください。
デメリットは、ジェル系のバッグと比べると、感触がやや硬いこと。
そのため、皮下脂肪が薄く乳腺の厚みの少ない方だと、皮膚表面に波状の凹凸ができることがあります。
また、他のバックに比べて漏れやすい面もありのですが、しっかりとしたアフターケアを行うことで柔らかな感触へと近づくことは可能です。